Japanese
English
実験講座
電子顕微鏡写真技術—電子顕微鏡写真のレベルアップのために
Photographing technique for recording electron microscopical image
深見 章
1
Akira Fukami
1
1日本大学文理学部物理学教室
pp.457-463
発行日 1975年10月15日
Published Date 1975/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425903085
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、457ページから463ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
Ⅰ.電子顕微鏡と写真
国の内外を問わず,著名な生物の研究者たちの手になる電子顕微鏡写真の中には,門外漢の筆者がみても素晴らしいと思うものがある。その秘密は何であろうか?それを解き明かせというのが,編集担当者の魂胆のようであるが,ここでは逆説的な表現で,どうしたら生物の電子顕微鏡写真のレベルアップができるか,について要点を述べてみたい。
大局的にみて筆者がお答えできることは二つしかない。誰が撮影しても見事な写真になり得るような電子顕微鏡の試料を作ることがその第一であり,第二にはそれを適切な電子顕微鏡の条件(加速電圧,対物レンズ絞り,その他)のもとで撮影することである。写真の立場としては,普通の電子顕微鏡用感光材料(以下略して電顕感材と呼ぶ)を用い,適正な露出を与え,標準の現像を施すだけでよろしい。何と馬鹿馬鹿しいと思われるかも知れないが,どうにか試料さえできれば,あとは写真の技術で何とでもなるという迷信? を断ち切つた人達だけが事実立派な写真を作つている。要は写真うつりがよくなるように,試料・電顕撮影条件を徹底的に考えることこそ,よい電子顕微鏡写真を作るための"know how"であると声を大にしていいたい。

Copyright © 1975, THE ICHIRO KANEHARA FOUNDATION. All rights reserved.

