Japanese
English
特集 細胞核―構造と機能
2.核膜孔複合体
Pom121の構造と核膜孔形成における役割
船越 智子
1
,
今本 尚子
1
Tomoko Funakoshi
1
,
Naoko Imamoto
1
1理化学研究所 基幹研究所 今本細胞核機能研究室
pp.388-389
発行日 2011年10月15日
Published Date 2011/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425101179
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- Abstract 文献概要
- 参考文献 Reference
動物細胞において,核膜孔は細胞分裂期に核膜とともに崩壊し,分裂期終期の染色体上に再形成される。分裂期終期では染色体上のELYS/Mel28を足場としてNup107/160 complex(以下Nup107/160)が,続いて核膜孔膜タンパク質Pom121がリクルートされることがXenopus卵を材料にした生化学的解析や生細胞内での局在観察を通して示されている(図B上)。間期でも細胞周期の進行過程で核膜が拡張し,核膜孔も形成されてゆくが,この場合は核膜平面が核膜孔形成の場となる。そのため核膜構成因子(Nucleoporins;Nups)の中でも膜タンパク質が核膜孔形成の基盤構築や安定化に寄与する予想されてきた。最近,Pom121が間期核膜孔形成初期の必須因子であることが続いて報告された。ここではPom121の分子内機能ドメインと核膜孔形成における役割について,最近の知見を紹介する。
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