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Medical Scope
吸引分娩についてもう一度考えてみよう
島田 信宏
1
1北里大学医学部産婦人科
pp.363
発行日 2000年4月25日
Published Date 2000/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611902394
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- Abstract 文献概要
今月は,吸引分娩の話題です。最近になってアメリカでは,吸引分娩についてもう一度よく考えてみようという意見が出てきています。米国食品医薬品管理局(FDA)は昨年,吸引分娩に対する警告ともいえるような発表を行ないました。
吸引分娩は,私たちにとって非常に便利な胎児娩出手技であり,鉗子分娩や帝王切開率の減少に有益であったことは認められるのですが,たしかに新生児への合併症が存在することも明らかです。稀に私たちも経験することですが,帽状腱膜下出血は新生児死亡の原因になることもあります。また,時には頭蓋内出血例もあります。
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