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トピックス
光による体内機能のイメージング—光透視・光CT技術の応用
清水 孝一
1,2
1北海道大学大学院 工学研究科 システム情報工学専攻
2生体システム工学講座 医用システム工学分野
pp.235-237
発行日 1996年3月1日
Published Date 1996/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543902647
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
医療診断や検査の中で,無侵襲的に体内情報をイメージングする技術は,すでに不可欠のものとなっている.超音波断層装置・X線CT・MRIなどが次々と実用化される中で,光は生体を透過しないものと考えられ,透視の手段として顧みられることはほとんどなかった.
しかし近年の光学技術の進歩は,この常識を覆しつつある.確かに生体組織の光透過率は一般に低い.しかし,波長700〜1,200nmの近赤外光は特別で,生体組織を比較的よく透過する.またこの波長域では,重要な生体色素(ヘモグロビン,ミオグロビン,チトクロームなど)がその酸素化状態に応じて特有の吸光スペクトル変化を呈する.したがって透視像が得られれば,体内の生理的変化を体外から無侵襲的にイメージングできるという重要な可能性が期待できる1).

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