Japanese
English
増刊号 臨床化学実践マニュアル
II.日常検査における異常値への対応
2.蛋白質成分
(2)尿中蛋白
杉田 収
1
1新潟大学医学部附属病院検査部
pp.61-63
発行日 1993年4月15日
Published Date 1993/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543901488
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、61ページから63ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
■微量アルブミン
1.出現のメカニズム
血漿蛋白成分の腎糸球体基底膜の透過性はsize barrierで規定されている.分子量約6万ダルトン以下の低分子蛋白は容易に通過するが,分子量が6.6万であるアルブミン(albumin;ALB)は通過しにくい.また糸球体基底膜の透過性はcharge barrierによっても規定されている.すなわち糸球体基底膜は陰性に荷電しているので,陰性荷電の強いアルブミンはさらに通過しにくいはずである.したがって尿中にアルブミンが一定以上検出されたならば,糸球体基底膜の病変が想定される.
微量アルブミン尿(microalbuminuria)とは,通常尿中に20〜200μg/分または30〜300mg/日のアルブミンの排泄のみられる場合をいう.この排泄量は試験紙法による蛋白定性は(-)〜(±)であるが,健常者より多いアルブミン量なのである.この状態の腎の病理所見は,糸球体基底膜の肥大,メサンギウムの拡大に対応している1)といわれる.

Copyright © 1993, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

