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トピックス
タバコと心筋梗塞
小沢 友紀雄
1
1日大第二内科
pp.1396-1397
発行日 1988年11月1日
Published Date 1988/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543205505
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- Abstract 文献概要
最近40歳以下の比較的若年の男性が急性心筋梗塞でCCUに入院してくることがあるが,従来からいわれていた虚血性心疾患のリスクファクター,すなわち高血圧,糖尿病,高尿酸血症,肥満,年齢,家族歴,喫煙,ストレス,運動不足,心電図異常,高脂血症などの中で,ストレスと喫煙のみがリスクファクターであったという例が目だつように思われる.この場合のほとんどの患者が紙巻きタバコの喫煙者であり,パイプやきざみタバコの例はみられない.
喫煙と虚血性心疾患との関係については,アメリカで永年にわたり行われた疫学的調査であるフラミンガムスタディー1)が有名であるが,それによると喫煙者は非喫煙者よりも2倍の発症率であったという.他の報告でも同様であるが,本数により,1日26本以上では,15本以下に比較して2倍以上の発症率になるという.禁煙するとどうかという検討では,1年以内にリスクは非喫煙者と同様になるといわれており,年齢を経るに従って動脈硬化などの他の危険因子が合併してくるためか,65歳以上になると禁煙の効果はなくなるという.
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