Japanese
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基礎から応用へ
エネルギーと生体
三上 智久
1
1北大応用電気研究所
pp.20-23
発行日 1974年12月1日
Published Date 1974/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543200641
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
検査室では多くの電子機器が働き,振盪器や遠心器が音をたて,オートアナライザーが活躍している.これらの臨床検査機器は電力が供給されて初めてそれぞれの機能が発揮されてくる.一方われわれが生命を維持し,仕事をしていくために食物は欠かすことができないし,船舶や航空機が動くために燃料を必要とする.これらの事例をエネルギーの面から捕えると,共通した法則性が現れてくる.エネルギーはいろいろな形態をとっていて,互いに変換が行われている.たとえば,太陽からの輻射エネルギーで水が蒸発し,やがて降る雨はダムに貯水され,水力発電された電力によって電車が走り,電灯が輝き,臨床検査機器が働くのである.これら個々の物理現象を説明することは容易であるが,全体を通していろいろな形に変換していくエネルギーの流れをみることができる.
今回はエネルギーの立場から現象をながめ,エネルギーとはいったいどのようなものであるか,どのような法測をもっているかなどについて整理し,考えてみることにしよう.

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