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増刊号 超音波×病理 対比アトラス
3章 甲状腺・副甲状腺
3 髄様癌―70歳代男性
廣川 満良
1
,
樋口 観世子
2
,
太田 寿
2
1隈病院病理診断科
2隈病院臨床検査科
pp.980-982
発行日 2014年9月15日
Published Date 2014/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543104423
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症例の概要
70歳代,男性.検診の超音波検査にて,甲状腺右葉に結節を指摘され,来院した.当院の超音波検査・穿刺吸引細胞診にて髄様癌が疑われた.血清カルシトニン55.0pg/mL,CEA 1.8ng/mLと高値を示さなかったが,再度行った穿刺吸引細胞診の穿刺針洗浄液のカルシトニン値は32×104pg/mLであった.カルシウム負荷試験の5分値は650.0pg/mLと有意な上昇を認めた.右葉峡部切除が行われ,病理学的に髄様癌と診断された.RET遺伝子変異は認められなかった.術後2年間再発・転移の徴候はない.

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