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技術解説
最近の顕微鏡
高橋 昭三
1
1東京大学医学部細菌学教室
pp.479-483
発行日 1961年8月15日
Published Date 1961/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542905859
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
数年前のことである。検査部の技術員が,臨床病理技術士(2級)試験をうけたが,落とされた。非常によくできる人であつたが,寄生虫卵の同定の際に,オブエクトグラスの固定がうまくゆかず,失敗したという。彼女は,いつも使つていた双眼の最新式の顕微鏡にはなれていたが,従来多く使われていた,十字動装置のない顕微鏡によわかつたわけである。翌年は,それにもなれて,優秀な成績で合格した。
現在の顕微鏡は,多くの人の持つている単眼のもののイメージとは,いろいろな点で異つているといえる。しかもそれが,おそろしい速さで改良され,ツァイス等の顕微鏡の類型から次第にはなれ,"日本の顕微鏡"ができてきている。

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