Japanese
English
今月の主題 薬剤耐性菌をめぐる最近の話題
いま話題の耐性菌
クラリスロマイシン耐性Helicobacter pylori
山口 勝
1
,
川上 由行
2
,
小穴 こず枝
2
,
勝山 努
1
Masaru YAMAGUCHI
1
,
Yoshiyuki KAWAKAMI
2
,
Kozue OANA
2
,
Tsutomu KATSUYAMA
1
1信州大学医学部附属病院中央検査部
2信州大学医療技術短期大学部衛生技術学科
キーワード:
Helicobacter pylori
,
clarithromycin
,
抗菌薬耐性H.pylori
Keyword:
Helicobacter pylori
,
clarithromycin
,
抗菌薬耐性H.pylori
pp.851-856
発行日 2001年8月15日
Published Date 2001/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542904837
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
Helicobacter pylori (H.pylori)感染による慢性の胃・十二指腸潰瘍は,その除菌による治療効果が極めて高いことから,抗菌薬とプロトンポンプ阻害薬を組み合わせた多剤併用療法が積極的に行われるようになった.しかしながら,除菌不成功例においては,薬剤耐性菌の関与も少なからず取りざたされている.
除菌治療に際して使用されるクラリスロマイシン(CAM)は,その耐性菌の出現率も10%前後と高率であり,除菌治療前に医師はその情報を得ておくことが望ましいと考えられる.
本稿においては,H.pyloriの概要について解説したうえで,CAM耐性のH.pyloriについて,その耐性機構および分離菌動向の現状を示し,現在挙げられている問題点について述べる.

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