Japanese
English
今月の主題 深在性真菌症
話題
新しい抗真菌薬の展開―現在開発中のものも含めて
小川 正俊
1
Masatoshi OGAWA
1
1ファイザー製薬株式会社中央研究所細菌研究室
キーワード:
真菌
,
アゾール系抗真菌薬
,
ポリエン系抗真菌薬
,
フルコナゾール
Keyword:
真菌
,
アゾール系抗真菌薬
,
ポリエン系抗真菌薬
,
フルコナゾール
pp.185-191
発行日 1999年2月15日
Published Date 1999/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542904004
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
1.はじめに
深在性真菌症は死亡率の高い重篤な感染症であり,近年,その発生頻度は増加の一途をたどっていると言われている.また多くは悪性腫瘍,自己免疫疾患などの基礎疾患,広域抗生物質,ステロイド剤,抗腫瘍剤,免疫抑制剤,さらに留置カテーテルなどの使用などの何かが原因で,免疫不全に陥った患者に発生しやすく,また臓器移植などのimmunocompromised hostや最近わが国でも増加してきたAIDS患者などに,その発生頻度が増加の一途をたどってきている.
これらの真菌症対策に,多くの薬剤が臨床に供されているが,全身性真菌症に有効でかつ安全性の高い薬剤は,現在までにアムホテリシンB,フルシトシン,フルコナゾール,ミコナゾール,およびイトラコナゾールの5剤と数少ないのが現状である.

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