Japanese
English
今月の主題 受容体
話題
Ca2+感受性受容体と家族性低Ca尿性高Ca血症
森本 勲夫
1
Isao MORIMOTO
1
1産業医科大学第1内科
キーワード:
Ca2+感受性受容体家族性低カルシウム尿性高カルシウム血症
,
家族性副甲状腺機能低下症
Keyword:
Ca2+感受性受容体家族性低カルシウム尿性高カルシウム血症
,
家族性副甲状腺機能低下症
pp.886-888
発行日 1998年8月15日
Published Date 1998/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542903805
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
1.はじめに
カルシウムイオン(Ca2+)はさまざまな生体機能に関与する.細胞外Ca2+レベルは副甲状腺ホルモン(PTH),ビタミンD3,カルシトニンなどにより調節されるが,その値を一定に保つ機構は不明であった.1993年にウシ副甲状腺のCa2+)感受性受容体(Ca2+-R)がクローニングされた1).その後,高Ca血症あるいは低Ca血症を呈する3種類の遺伝性疾患がCa2+-Rの異常によること,すなわちこの遺伝子異常による受容体の不活性化が家族性低Ca尿性高Ca血症(ヘテロ接合体),新生児重症副甲状腺機能亢進症(ホモ接合体),逆にその異常による受容体の活性化亢進が家族性副甲状腺機能低下症であることが判明した2).

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