Japanese
English
今月の主題 抗体蛋白
技術解説
病原体IgM抗体
岩沢 篤郎
1
,
中村 良子
1
Atsuo IWASAWA
1
,
Yoshiko NAKAMURA
1
1昭和大学藤が丘病院臨床病理科
キーワード:
IgM抗体
,
迅速診断
,
自動化
Keyword:
IgM抗体
,
迅速診断
,
自動化
pp.679-684
発行日 1995年6月15日
Published Date 1995/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542902506
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
IgM抗体は,感染症の急性期に検出される臨床診断上重要な抗体である.肝炎マーカーのうち,抗HA―IgM抗体および抗HBc-IgM抗体は,感染初期に一過性に出現する抗体であるため,急性A型およびB型肝炎のワンポイント診断に用いられている.また,風疹,サイトメガロウイルス(CMV),クラミジアなどの感染症におけるIgM抗体の解釈には慎重を要する.IgM抗体陽性は,一般的には初感染を意味するが,ヘルペスウイルスによる感染症においては,再活性化(reactivation)の場合にも検出されることがある.感染症検査すなわち,抗原検出,抗体価測定,DNA検査の中から最適な検査法を,個々の症例において判断選択し,他の検査成績と合わせて迅速に対応する必要がある.IgM抗体測定は,迅速診断に有用であり,自動化が進められている.〔臨床検査39:679-684,1995〕

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