Japanese
English
特集 ロボティクスと臨床検査
Ⅱ.センシング
6.生物的センシング
相澤 益男
1
Masuo AIZAWA
1
1東京工業大学生命理工学部生物工学科
pp.58-61
発行日 1993年10月30日
Published Date 1993/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542901737
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
生物的センシングは,①生体物質を利用したバイオセンサ,②生体計測用センサ,および③感覚機構をシミュレートしたセンシングシステムなどを広く包含する.診断技術にはこれら多種多様な生物センシングが応用されており,その応用展開はますます多様化してきた.ニーズは増大する一方であるが,研究開発の対応が遅れている.
バイオセンサが広く認知されるようになったのは1980年代に入ってからである.そしてこの10年間,バイオセンサの研究開発はめざましい進展を遂げた.バイオセンサの先駆けともなった酵素センサは1970年代半ばに実用段階に達し,reagentless analysisの幕を切り,その後も順調に伸びて不動の位置を確保している.しかし,1980年代に入ってからの酵素センサの画期的な進展は,spot analysisのためのディスポーザブルな酵素センサの実現である.ディスポーザブルにするために,酵素センサの作製に革新的変革が行われた.これらの革新技術は酵素センサの発展に新しい道を拓くことにもなった.

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