Japanese
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TOPICS
細菌性分泌蛋白および線毛の外膜通過機構
永宗 喜三郎
1
,
本田 武司
1
1大阪大学微生物病研究所
キーワード:
細菌性蛋白分泌機構
,
pul遺伝子群
,
線毛形成
Keyword:
細菌性蛋白分泌機構
,
pul遺伝子群
,
線毛形成
pp.1262-1263
発行日 1992年11月15日
Published Date 1992/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542901342
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- Abstract 文献概要
1.細菌性蛋白分泌機構
細菌は,酵素や毒素など非常に多様な蛋白質を外界に分泌するが,そのためには,ペリプラズムによって隔てられた細菌自身の持つ2つの膜を通過して行かなければならない。したがって,細菌の一般的な蛋白質分泌機序を考える際,分泌蛋白質は,①まず菌体の内膜を通過しペリプラズムに出た後,②さらに外膜を通過する,という2つのステップについての検討が必要である.
事実,多くの分泌蛋白質はこの2つのステップモデルをとると考えられている.分泌への第1段階である内膜の通過には,E.coliで研究が進んできたシグナルペプチドによる通過機構1)をとることが多くの菌種で明らかになってきた.しかし,蛋白質がペリプラズムに進んでから以降の分泌機構の第2段階はいまだに不明なところが多く,ようやくその輪郭が描かれ始めてきたところといえる.
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