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増刊号 よくある質問にパッと答えられる—見開き! 検査相談室
臨床化学
プロカルシトニン(PCT)が高値です.敗血症の所見と一致しません.解釈の仕方を教えてください
三好 雅士
1
1徳島大学病院医療技術部臨床検査技術部門臨床化学・緊急検査室
pp.354-355
発行日 2021年4月15日
Published Date 2021/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542202633
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- Abstract 文献概要
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プロカルシトニン(PCT)の産生機序
プロカルシトニン(procalcitonin:PCT)はカルシウム代謝に関与するカルシトニンの前駆体である.生理条件下では甲状腺C細胞で合成・分泌され,ホルモン活性をもたない.一方で,細菌感染時には,エンドトキシンや炎症性サイトカインの刺激によって肺・腎臓・肝臓など甲状腺外の全身組織から産生される.これらの細胞ではPCTをカルシトニンに切断する酵素が存在せず,PCTのまま血中に分泌されるため,濃度が上昇する.
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