特集 はじめよう,検査説明
                        
                        
                
                  
                  
              
              
              
                  
                  
                  
                  
                            
                                    化学
                                    
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    6 血清K値が高値ですが,臨床所見と合致しません.解釈の仕方と対策を教えてください
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                金原 清子
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            ,
                                        
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                米山 彰子
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                  1虎の門病院臨床検体検査部
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.1266-1267
                
                
                
                  発行日 2013年10月30日
                  Published Date 2013/10/30
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542103617
                
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- 文献概要
1.採血時の手指運動(クレンチング,ハンドグリップ)の影響
血管が確認しにくい場合,確認を容易にするため,手を強く握ったりクレンチングを行ったりすることがある.この動作によって筋肉細胞内からカリウム(K)が放出され,静脈中のK濃度が一過性に上昇する.上昇程度は0.2~2.0mmol/Lとされ,特に1本目の採血管への影響が大きいとされる.血管を怒張させる行為としては極力避け,影響が少ない方法(温める,軽くたたく,しごくなど)を使う.また複数本の採血管がある場合は,生化学用採血管を最後にするなどの対策が有効である.
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