Japanese
English
増刊号 微生物検査 イエローページ
Ⅲ章 菌種別の培養・同定方法
真菌
ニューモシスチス・イロベチイ
Pneumocystis jirovecii
槇村 浩一
1
1帝京大学大学院 医学研究科宇宙環境医学研究室
pp.1423-1426
発行日 2014年10月30日
Published Date 2014/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542200076
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、1423ページから1426ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
菌の基本情報
1.性状と特徴
・子囊菌門,タフリナ亜門に属する真菌であり,近縁種は分裂酵母(Schizosaccharomyces pombe)である.
・かつて本菌名であったPneumocystis cariniiは,現在ラットを宿主とする菌種名であり,ヒト病原菌であるP. jiroveciiとは別種である.本属菌種としては,少なくとも数種が知られているが,おのおの特定の宿主にしか感染しない(宿主種のバリア).したがって,ヒトにおけるP. carinii肺炎はあり得ない.
・検査室において実施できる本菌の培養法は確立されていない.また,ヒトに対する絶対寄生菌(常在菌)であり,環境中における発育は不能と考えられている.
・検鏡上,小型(1〜3μm)の栄養体(9割以上を占める)と,厚い細胞壁を有するやや大型(5〜8μm)のシストを認める(図1,2).
・シストには8個の胞子が含まれており,これが発芽して栄養体となる.また,栄養体は2分裂によっても増殖する.
・シスト細胞壁は(1→3)-β-D-グルカン〔(1→3)-β-D-glucan:BD〕を含有する.

Copyright © 2014, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

