今月の主題 苦手感染症の克服
HIV感染症
ニューモシスチス肺炎
柳澤 如樹
1
1東京都立駒込病院感染症科
pp.574-577
発行日 2009年4月10日
Published Date 2009/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103851
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
ポイント
●HIV感染者が発症する日和見感染症のなかで,最も頻度が高い.
●発症初期は,胸部X線写真が正常であることも少なくない.
●合併感染,特に肺結核との合併に注意する必要がある.
●ST合剤による治療は効果が高いが,発熱や発疹などの副作用も多い.
●発症予防には,ST合剤が最も有効である.
Copyright © 2009, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.