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特集 医療評価の導入
診療報酬明細書による医療評価
高原 亮治
1
1元厚生省保険局医療課
pp.215-217
発行日 1982年3月1日
Published Date 1982/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541207690
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医療評価の必要性■
医療評価の必要性については,様々の方面から検討の必要があるが,ここでは主として経済学的側面からの検討に限定し,その他の側面からのものは,本特集の他の論著に譲りたい.近—現代資本制社会において,最大多数の最大幸福は,自由市場における自由競争を通じて,またはそれのみを通じて実現が可能であると考えられている.したがって,自由市場における自由競争を阻害する要因,及びそれになじまぬ要因に関しては政府が介入すべきであると考えられている.自由市場における自由競争が成立する条件にはいくつかあるが,通常,医療サービスに関して指摘されていることのうち主なものは次のとおりである.
①販売者も消費者も双方とも,市場価格を左右するほどの力を持たないことが,自由競争の条件であるにもかかわらず,医療サービスの提供者は,しばしば公式の,または非公式の組織または協定などにより,価格を左右する力を持っていること.

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