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特集 病院の評価─課題とこれから
医療の質と評価
福井 次矢
1
1聖路加国際病院
キーワード:
医療の質
,
Evidence-practice Gap
,
Quality Indicator
,
Hawthorne効果
,
パラダイムシフト
Keyword:
医療の質
,
Evidence-practice Gap
,
Quality Indicator
,
Hawthorne効果
,
パラダイムシフト
pp.18-23
発行日 2013年1月1日
Published Date 2013/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541102429
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■はじめに─医療の質を表す指標
患者の立場として質の高い医療を受けたい,医療者の立場から質の高い医療を提供したいと思うのは,あまりにも当然のことである.そこでまず考えなくてはならないのが,どうすればわれわれは医療の質を知ることができるか,である.
1960年代にミシガン大学病院管理学教授のA. Donabedianが,医療の質とは,病院の建物,医療機器,医療スタッフの種類と数などの「ストラクチャー(構造)」,実際に行われた診療内容や看護の内容である「プロセス(過程)」,そして治癒率や死亡率といった,実際に患者が受けた診療や看護の結果である「アウトカム(結果)」といった3つの側面から評価できると提唱した1).この考え方は,現在でも広く受け入れられているところである.

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