特集 グローバル時代のジェネラリスト
ジェネラリストに求められるグローバリゼーションへの対応
日本の診療内容の特異性―国際化を妨げるもの
長浜 正彦
1
1聖路加国際病院腎臓内科
キーワード:
Continuous Quality Improvement(CQI)
,
Evidence-practice Gap
,
標準化医療
Keyword:
Continuous Quality Improvement(CQI)
,
Evidence-practice Gap
,
標準化医療
pp.20-23
発行日 2012年1月15日
Published Date 2012/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414102386
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私は日米両方で臨床医として診療に携わる機会を得たが,医療とは必ずしも科学だけを指すわけでなく,対象としている患者(国民)の社会や文化と深く関わることを実感した.対象とする患者の社会背景が異なれば,診療内容の特異性が存在するのは当然であるが,日本の医療にみられる診療内容の特異性,国際化を妨げるものが何であるかに関して私見を述べたいと思う.
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