Japanese
English
読者からの手紙
頚動脈内膜剝離術で遭遇した舌下神経の走行破格
中嶋 浩二
1
,
大石 敦宣
1
1医療法人財団明理会東戸塚記念病院脳神経外科
pp.64
発行日 2011年1月10日
Published Date 2011/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1436101325
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、64ページから64ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 参考文献 Reference
「これが12番?」
われわれは驚きの声をあげた.むろん,12番とは第12脳神経,すなわち舌下神経のことである.頚動脈内膜剝離術(carotid endarterectomy:CEA)において,舌下神経の温存・保護は手術成績の向上のために重要な課題である.舌下神経の損傷は,舌の患側偏位,構音障害,嚥下障害を引き起こす.Cunninghamら1)は,CEAによる舌下神経障害の合併率を1.6%と報告した.合併症としての脳神経障害のなかでは最多である.その主な原因は,舌下神経の走行にあると考えられる.舌下神経は,頚部において,はじめは迷走神経および内頚静脈の後外側にあるが,茎突舌骨筋および顎二腹筋後腹の内側で弓状をなして前下方に進み,舌骨舌筋の外側で多くの枝に分かれて舌筋に分布する.経験の浅い術者は,顎二腹筋を牽引して頚動脈遠位部を露出させる際に,近傍を走行する舌下神経を損傷する可能性がある.
Copyright © 2011, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

