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増刊号特集 泌尿器科医のための臨床超音波マニュアル
4 前立腺・精嚢 B 鑑別のための読影のポイント
原田 一哉
1
1神鳥谷クリニック
pp.79-87
発行日 1992年10月30日
Published Date 1992/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413900720
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- Abstract 文献概要
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1 前立腺肥大症
尿道周囲腺(内腺)が良性に増殖したものである前立腺肥大には,その発育のしかたで左右の腺腫が大きくなる両葉肥大,中葉のみが大きくなる中葉肥大,両葉および中葉ともに大きくなる三葉肥大とがある。前立腺が大きくなるのは肥大だけではなく癌はもちろん,炎症である可能性もあるので,あくまで内腺の増大をもって肥大と診断することが大切である。
両葉肥大の場合,腺腫は尿道の左右で遠心性に大きくなり,前立腺横断面は三日月形→そら豆形→半円形→円形または楕円形に変化する。また外腺は内腺の増大ともに後外方や下方に押しやられ,最終的にはみかんの皮のような,いわゆる「外科的被膜」となる。

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