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今月の臨床 子宮頸癌—最近のトピック
治療のトピック
6.新たな治療への展望 1)HPVワクチン
斉藤 淳子
1
,
神崎 秀陽
1
1関西医科大学産婦人科
pp.814-818
発行日 2000年6月10日
Published Date 2000/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409904063
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
日本では,細胞診による子宮頸癌の集団検診はその死亡率,罹患率の低下に役立ってきたが,近年に至ってこれらに変化はなく,今なお年間約5,000人が子宮頸癌によって死亡している.低開発国を含めた世界では,年間20万人の女性が子宮頸癌で亡くなっていると推計される.子宮頸癌の克服は世界的にも重要な課題であり,このためには,今後新しい方策が必要である.ヒトパピローマウイルス(HPV:human papillomavirus)は,子宮頸癌,前癌病変より高率に検出され,子宮頸癌の原因ウイルスであることが明らかとなったため,子宮頸癌の克服はHPV感染の予防であるという考え方が広く受け入れられつつある.
一方,癌免疫研究は過去10年遺伝子レベルの研究が飛躍的に進歩し,有効な癌抗原が明らかにされ,それらを利用した癌ワクチン療法が注目されている.

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