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増刊号 産婦人科患者説明ガイド―納得・満足を引き出すために
周産期
Q8 子宮筋腫があると言われました.妊娠・出産に影響がありますか?
中西 沙由理
1
,
青木 茂
1
1横浜市立大学附属市民総合医療センター総合周産期母子医療センター
pp.120-121
発行日 2021年4月20日
Published Date 2021/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210314
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- Abstract 文献概要
- 参考文献 Reference
A8
子宮のなかの形を変形させているような子宮筋腫があり,それ以外に不妊症の原因がない場合には,妊娠のために子宮筋腫核出術を考慮することがあります.子宮筋腫核出術後の分娩は,子宮筋腫の手術の内容によって帝王切開の分娩が望ましい場合があります.
子宮筋腫があっても,合併症を起こさず分娩される方もいらっしゃいますが,子宮筋腫のない方に比べると妊娠・出産で合併症が起こるリスクは約2〜4倍と報告されています.切迫流早産・前期破水,赤ちゃんの胎位の異常,前置胎盤,常位胎盤早期剝離,胎児子宮内発育遅延などの合併症に注意が必要です.また,お産の際にも,陣痛異常や分娩停止,帝王切開,分娩後の異常出血などのリスクが高まります.妊娠中に子宮筋腫の位置や大きさ・個数,胎盤との位置関係を把握しておくことが重要です.
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