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タバコは卵巣顆粒細胞でのestrogen産生を障害する
広井 正彦
1
1山形大学医学部産科婦人科
pp.78
発行日 1987年2月10日
Published Date 1987/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409207533
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- Abstract 文献概要
タバコを吸う喫煙の習慣は今日では全世界に及んでいるが,中でも最近20年ぐらいの間にわが国でも婦人の喫煙者がふえて来ており,肺がんの発生との因果関係だけでなく,胎児や幼小児の発育の上でも問題があるとされ,大きな社会問題となって来ている。
estrogen依存性の癌として知られている子宮内膜がんは,非喫煙者よりも喫煙者にむしろ少ないことがLeskoら1)に指摘されて来ている。また,妊娠中では喫煙者の方が非喫煙者よりもestrogenレベルが低いことが報告されている2)。さらに喫煙者には閉経が早く来るとか3),更年期以後の骨粗しょう症に罹患する危険が高率である4)なども明らかにされている。
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