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特集 産婦人科手術のポイント
V.手術手技--婦人科
卵巣楔形切除術
田中 良憲
1
1川崎医科大
pp.972-973
発行日 1975年12月10日
Published Date 1975/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409205298
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- Abstract 文献概要
手術手技
卵巣楔形切除術は小開腹術であり,とくにコツというべき点はないが,筆者の行なつている方法を図によつて説明したい。
恥骨上縁より2〜3横指の点で約6cmの横切開を行なう(図1)。皮下を充分に頭側に剥離し,切開部よりなるべく上方で筋膜の横切開を行なう。膀胱の損傷を防ぐためである。以後は型のごとく腹腔に入る。ペアン鉗子で円靱帯をつかみ子宮底を牽出し,指で卵巣を腹壁上にひき出す。その後無鉤ペアン鉗子2個で卵巣間膜をはさみ,出血量の減少をはかる(図2)。ペアン鉗子にゴム管をかぶせておけば圧挫による損傷は予防できる。
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