Japanese
English
薬の臨床
自律神経失調症に対するOvasmonの治療効果
平元 嘉光
1
,
和田 日出雄
1
,
水島 宣昭
1
Yoshimitsu Hiramoto
1
1札幌鉄道病院産婦人科
pp.455-458
発行日 1970年5月10日
Published Date 1970/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409204216
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
産婦人科領域においては,閉経期前後,あるいは手術後の後遺症として,またときには非較的若年者にあってもいわゆる自律神経の不安定状態に基づくと考えられる本症患者の数が年々増加しているように思われる。
その成因は複雑多元であり,まだ論議の多いところである。従来よりいわゆる更年期障害といわれる一連の状態は生体の老化現象の一表現であることは想塚にかたくないが,若年ないし中年婦人の自律神経失調症候群も含めて考えると一概にHormon療法に頼るのは問題があるし,各種鎮静剤,自律神経安定剤,精神療法,間脳レ線照射法などいろいろ従来から試みられてきたところであるが,現在なお決定的効果を期待できないのが実状である。われわれは先に自律神経失調症に対する知見について発表したが,今回は本症患者にOvasmonを試用したので,その成績を報告する。

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