Japanese
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薬の臨床
子宮癌根治手術後の排尿障害に対するV.B1,V.B6,V.B12合剤の使用経験
野田 起一郎
1
,
菊池 芳夫
1
,
佐藤 祥男
1
Kiichiro Noda
1
1東北大学医学部附属病院長町分院産婦人科
pp.81-83
発行日 1967年1月10日
Published Date 1967/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409203637
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- 1ページ目 Look Inside
はじめに
子宮癌の根治手術の際,術式の性質上,膀胱支配神経のほとんどすべてが,その主要根幹において切断され,術後に頑固な膀胱麻痺がおこることは周知の通りであり,またこれが対策には本手術を行なうものの大きな悩みでもある。最近,術式の根治性を犯すことなく,骨盤神経を温存しようとする試みがあり,また薬物療法の進歩により,ビタミンBの複合体を,術後,可及的すみやかに投与して,手術時の侵襲によつて起こる神経因性膀胱の異常代謝を正常化させ,その排尿状態や炎症をも相当程度,改善しうるようになつてきた。
今回,われわれは子宮癌根治手術後の排尿障害に,ビタミンBの複合体であるビタメジン静注用を試用して,若干の知見がえられたので,ここに報告する。

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