Japanese
English
綜説
卵管の運動と卵受容機転
Tubal movements and the mechanism of the reception of ovum
貴家 寛而
1
Kanji Kika
1
1東北大学医学部産婦人科教室
pp.237-245
発行日 1958年4月10日
Published Date 1958/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409201732
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1.はしがき
現在の多くの一致した見解によれば,排卵された卵は卵管を経て子宮側に送られる途中,子宮を上昇した精子と遭遇し,卵管の中央部に於いて受精が行われると信ぜられている。従つて卵管の解剖学的並びにその機能約障碍は受胎率の低下を来たすことは当然である。
解剖学的の障碍は卵管粘膜の癒着性の閉塞と卵管周囲の腹膜の癒着の結果起る卵管の屈曲によるその内腔の狭窄と同饋で,これらの癒着を起す原因は骨盤内の炎症性疾患とエンドメトリオージスと云われている。

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