Japanese
English
手術手技シリーズ 関節の手術<下肢>
膝関節拘縮に対する関節授動術
Surgical Techniques of Quadriceps Plasty
古賀 良生
1
Yoshio Koga
1
1新潟大学医学部整形外科学教室
1Department of Orthopaedic Surgery, Niigata University School of Medicine
キーワード:
膝関節伸展拘縮
,
extension contracture of the knee
,
大腿四頭筋形成術
,
quadriceps plasty
Keyword:
膝関節伸展拘縮
,
extension contracture of the knee
,
大腿四頭筋形成術
,
quadriceps plasty
pp.1413-1420
発行日 1989年12月25日
Published Date 1989/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408908244
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- 1ページ目 Look Inside
はじめに
膝関節の拘縮は,肩や股関節でみられる肩甲骨や骨盤など隣接部位での代償運動が少ないため,日常生活での不自由は大きい.とくに日本人にとって畳の生活では不便が大きいため,本邦において膝関節の授動術に対して,過去に多くの研究と手術手技の検討がなされた1,2,3).
膝関節拘縮で臨床上問題となるものの多くは屈曲の制限(伸展拘縮)で,その原因としては膝関節内骨折や大腿骨骨折後に発生する外傷性拘縮が最も多い.過去に多かった結核や化膿性の膝関節炎や注射による大腿四頭筋拘縮症によるものは現在稀で,最近は靱帯損傷に対する修復術や再建術,滑膜切除術などの一般化とともに,このような膝関節内手術後の拘縮例も多くみられるようになった.

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