Japanese
English
特集 下肢骨関節症の最近の治療
変形性膝関節症の発症および悪化因子
Incidence and risk factors for knee osteoarthritis.
大森 豪
1
,
古賀 良生
2
Go Omori
1
,
Yoshio Koga
2
1新潟大学医学部整形外科学教室
2新潟こばり病院整形外科
1Department of Orthopedic Surgery, Niigata University School of Medicine
2Orthopedic Surgery, Niigata Kobari Hospital
キーワード:
変形性膝関節症
,
発症・悪化因子
,
疫学的研究
,
生体力学的研究
Keyword:
変形性膝関節症
,
発症・悪化因子
,
疫学的研究
,
生体力学的研究
pp.221-225
発行日 2001年3月10日
Published Date 2001/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552109438
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はじめに
変形性膝関節症(以下,膝OA)は,関節軟骨,半月板,靱帯など,膝関節を構成する組織の慢性退行性増殖性疾患であり,整形外科の日常診療における代表的疾患の1つとなっている.
膝OAの発症・悪化因子についてはこれまで多くの研究がなされており,われわれも主として疫学的調査,生体力学的研究から検討してきた.本稿ではわれわれの研究結果を紹介し,他の報告も含めて膝OAの発症・悪化因子について検討する.
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