Japanese
English
特集 癌診療に役立つ最新データ
Ⅱ.甲状腺癌
甲状腺癌の疫学に関する最新のデータ
岩崎 博幸
1
Hiroyuki IWASAKI
1
1横浜市立大学医学部附属市民総合医療センター総合外科
pp.30-34
発行日 2002年10月30日
Published Date 2002/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407905009
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、30ページから34ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
甲状腺癌の発生数は健康診断,集団検診などの頻度,病院での初診や手術例の頻度,剖検例での頻度によってばらつきがあるが,剖検例で10%前後,集団検診で0.4〜0.88%である.組織型別の頻度では乳頭癌が90.6%,濾胞癌が6.9%,髄様癌が1.4%,未分化癌が0.9%である.分化癌ではT2N0が多く,未分化癌ではT3N1が多い.初発症状別頻度では頸部腫瘤などの症状が認められることは1/3程度である.年間の甲状腺癌罹患数は1999年で6,827人,男女比は1:3.91で女性に多く,年間死亡数は1,300人であった.家族性甲状腺癌はMEN-Ⅱに代表される甲状腺髄様癌がよく研究されている.家族性甲状腺髄様癌はほとんど全例に遺伝子変異を認め,散発性の甲状腺髄様癌では約1/5の症例に変異を認める.甲状腺癌の予後は一般的には顕性癌となる前のラテント癌や微小癌がよいのは当然であるが,進行癌でも未分化癌以外は担癌状態でかなりの生存期間が見込まれる.

Copyright © 2002, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

