Japanese
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特集 自己血輸血の現状と将来展望
貯血式自己血輸血の現状と問題点
Current situation and problems of autologous blood donation
脇本 信博
1
Nobuhiro WAKIMOTO
1
1帝京大学医学部整形外科
キーワード:
貯血式自己血輸血
,
採血・戻し輸血法
,
エリスロポエチン
Keyword:
貯血式自己血輸血
,
採血・戻し輸血法
,
エリスロポエチン
pp.299-306
発行日 1998年3月20日
Published Date 1998/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407903125
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
貯血式自己血輸血は自己血輸血の中では最も一般的である.従来から指摘されてきた血液の保存期間の制約と採血後貧血からの回復などの貯血式自己血輸血の問題点は,採血・戻し輸血法の確立およびエリスロポエチンの開発により克服されてきた.ところが,消化器癌手術領域では貧血患者が多いことや術前の準備期間が少ないことなどからその普及が遅れている.
癌患者では輸血後GVHDが多いことから,とくに同種血輸血を回避する必要がある.輸血療法について国民的注目が集まっている今,自己血輸血の普及のために医療従事者に自覚と自律性が求められていると考えられる.

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