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特集 〔Q & A〕術中トラブル対処法—私はこうしている
甲状腺・上皮小体手術
誤つて反回神経を把んでしまつた
三村 孝
1
1東京都済生会中央病院外科
pp.744
発行日 1984年6月20日
Published Date 1984/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407208647
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- Abstract 文献概要
局所麻酔で手術を行う場合は,反回神経の近くの操作時,母音を発声させながら手術を進める.誤つて反回神経を把むと嗄声をきたす.直ちに鉗子を開放する.反対側の反回神経を損傷しないように注意し手術を終る.両側反回神経麻痺では,声帯が正中位に固定し窒息をきたす.片側を把んだ場合は特別な処置を加えなくとも2〜3カ月で嗄声は回復する.
全身麻酔で手術を行い,反回神経を損傷したおそれのあるときは,抜管時声帯の運動をみて反回神経麻痺の有無を確認する必要がある.
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