Japanese
English
Emergency Care—Principles & Practice・4
救急医療に必要な基本的技能と知識—その3 初期循環器管理
川嶋 望
1
,
馬場 尚道
1
,
伊藤 新一郎
1
,
和尾 和彦
1
,
前田 滋
1
1国立長崎中央病院救命救急センター
pp.1289-1296
発行日 1979年8月20日
Published Date 1979/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407207262
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- 1ページ目 Look Inside
5.初期循環器管理
静脈ルートを確保し,輸液・輸血・補助薬剤療法を正しく行なつて,循環器機能を正常に保持するよう努める.
初期循環器管理を行なうには,体循環・肺循環の病態生理,各種ショック,体液バランスの保持機構,救急治療薬剤の薬理学に関する知識を必要とする.これらの知識を総合した上で,救急患者に対する輸液・輸血の要否を判断し,必要な補充成分を選び出し,時間あたりの補正量を定め,場合によつては補助薬剤を用いて,循環器機能の正常化に努める能力があれば,緊急時の初期循環器管理は果し得るであろう.それ以後の処置は,初期呼吸管理・初期循環器管理・初期緊急検査を行ないながら,上司や専門科医師にコンサルテーションを求めても,間に合うものである.

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