Japanese
English
短報
Ephedrineを主成分とする鎮咳去たん剤による精神障害の同胞例
Psychic Symptoms induced by Ephedrine Preparates in Sibhngs
向井 泰二郎
1
,
人見 一彦
1
Taijirou Mukai
1
,
Kazuhiko Hitomi
1
1近畿大学医学部精神神経科学教室
1Department of Neuropsychiatry, Kinki University School of Medicine
pp.1099-1102
発行日 1987年10月15日
Published Date 1987/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405204406
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
I.はじめに
Ephedrineを多く含有する市販の鎮咳去たん剤である新エスエスブロン液W(以下ブロン)を,はじめは鎮咳を目的として使用していたが,次第にその気分高揚作用をおぼえ,欲求不満解消の目的に長期大量乱用の末,精神分裂病類似の幻覚妄想状態を呈した症例と,情動不安定,焦燥感,覚醒発作などの中枢性刺激症状を呈した症例の同胞例を経験した。この2例の臨床経過と,病因論および乱用に至った動機の時代的変遷について著者の得た過去の文献をも交えながら考察を加える。

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