Japanese
English
短報
向精神薬との薬物相互作用によって生じたと考えられる急性カルバマゼピン中毒の1例
A Case of Acute Carbamazepine Intoxication Induced by Possible Interaction with Neurotropics
守田 耕太郎
1
,
森 俊憲
1
,
貝谷 壽宣
1
,
難波 益之
1
Kotaro Morita
1
,
Toshinori Mori
1
,
Hisanobu Kaiya
1
,
Masuyuki Nanba
1
1岐阜大学医学部神経精神医学教室
1Department of Neuropsychiatry, Gifu University School of Medicine
pp.1323-1326
発行日 1985年11月15日
Published Date 1985/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405204044
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- 1ページ目 Look Inside
I.はじめに
カルバマゼピン(CBZ)は抗けいれん作用と共に,てんかんに伴う情動障害への有効性が早くから注目されてきた。さらに,近年では躁うつ病,非定型精神病,精神分裂病等にも用いられている7)。精神科領域以外でも三叉神経痛をはじめとする種々の神経,筋性の疼痛にも有効なことが知られている。われわれはこのたび,自殺末遂を伴う抑うつ気分を呈した精神分裂病患者にCBZ 300mgを投与したところ,向精神薬との相互作用によると考えられる急性中毒症状を呈した1例を経験したので報告する。

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