Japanese
English
研究と報告
「肥満恐怖のない神経性食欲不振症」の日本における時代的変化について
Change of Non-fat-phobic Anorexia Nervosa in Japan
中井 義勝
1
Yoshikatsu NAKAI
1
1京都健康科学研究所
1Kyoto Institute of Health Sciences, Kyoto, Japan
キーワード:
Anorexia nervosa
,
Eating disorder not otherwise specified
,
Fat phobia
,
Body image disturbance
,
Non-fat-phobic anorexia nervosa
Keyword:
Anorexia nervosa
,
Eating disorder not otherwise specified
,
Fat phobia
,
Body image disturbance
,
Non-fat-phobic anorexia nervosa
pp.795-801
発行日 2011年8月15日
Published Date 2011/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405101949
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抄録
1965~2009年の45年間に筆者を受診した低体重と無月経を有する摂食障害患者419例を対象に,神経性食欲不振症(AN)の診断基準すべてを有する典型的AN(1群),肥満恐怖と身体イメージの障害のいずれも有さない「肥満恐怖のないAN」(2群),肥満恐怖はあるが,身体イメージの障害のない非典型的AN(3群)を比較した。各群の割合は,1群49.6%,2群24.6%,3群25.8%であった。3つの群につき45年間の時代的変化を検討した結果,現在では1群が著しく増加し,そのため2群の割合が減少していた。「肥満恐怖のないAN」が日本に存在し,その割合が減少していることを明らかにした。

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