Japanese
English
特集 微小循環からみた心血管病変
肥大心における微小循環
Myocardial microcirculation in cardiac hypertrophy
村田 和彦
1
,
布施 幸彦
1
,
篠原 秀樹
1
,
内田 理
1
Kazuhiko Murata
1
,
Yukihiko Fuse
1
,
Hideki Shinohara
1
,
Osamu Uchida
1
1群馬大学医学部第二内科
1The Second Department of Internal Medicine, Gunma University School of Medicine
pp.725-730
発行日 1989年7月15日
Published Date 1989/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404205505
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はじめに
心肥大は負荷に対する心筋の適応のあらわれであり,その出現は病的状態における循環の維持に重要である。しかし,心肥大には心筋酸素消費量増加,収縮および拡張機能の低下を伴うなど好ましくない反面もあり,冠循環,特に心筋微小循環の障害もそのひとつとして注目されるようになった1,2)。肥大心における冠循環の異常やこれに基づく心筋障害の可能性はかなり以前から考えられていたが,これが実験的に裏づけされるようになったのは最近10年余のことである。

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