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医道そぞろ歩き—医学史の視点から・40
ローマ時代に対照試験を行ったガレノス
二宮 陸雄
1
1二宮内科
pp.1492-1493
発行日 1998年8月10日
Published Date 1998/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402909381
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- Abstract 文献概要
第二次大戦後,アメリカのFDAを中心に発展した「臨床対照試験」は,無効な薬や危険な薬害を排除するのに大いに力があった.しかし日本では,科学的検討の及んでいない民間薬が安易に使われる民俗的土壌があり,新薬についても有効性と安全性の評価にはまだ厳しい姿勢が欠けており,そのために無効な薬や薬害があとを断たない.
医学史をひもとくと,2世紀後半のローマの医者ガレノスが早くも比較対照試験を行ったことを,「精液について」という論考に書いている.
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