Japanese
English
今月の主題 抗生物質をどう使うか
感染症への具体的対応
高齢者の肺炎の治療には何を選択するか
森 健
1
1順天堂大学医学部内科(血液学)
pp.90-92
発行日 1996年1月10日
Published Date 1996/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402904905
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ポイント
●高齢者肺炎は,若年者〜壮年者におけるよりもはるかに高頻度に見られ,しかも重篤となりやすく,予後不良になることが多い.それは各種の基礎疾患や,加齢とともに低下する生体防御機構などに起因するほか,臨床的には典型的な症状を呈しないために,見逃されて治療開始が遅れることなどによる.
●起因菌としては,院外(市中)感染例ではStreptococcus Pneumoniae,Staphylococcusaureus,Haemophilus influenzaeなどが,また院内感染例ではS. aureus,Pseudomonasaeruginosaやその他のグラム陰性桿菌によるものが多い.したがって,院外感染例ではペニシリン系薬剤,院内感染例ではセフェム系薬剤の投与を考慮すべきである.

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