Japanese
English
今月の主題 高血圧の治療—新しい時代を迎えて
合併症を伴う高血圧—個別治療の実際
腎疾患
中村 哲也
1
1群馬大学医学部第2内科
pp.686-689
発行日 1997年4月10日
Published Date 1997/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402904460
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ポイント
●腎障害を伴った高血圧症では,高血圧が腎機能障害を引き起こしたのか(高血圧性腎硬化症),腎障害によって高血圧が引き起こされたのか(腎実質性高血圧)の鑑別が大切である.
●血清クレアチニン濃度が2.5mg/dl未満の場合には,ACE阻害薬やCa拮抗薬を病態を考慮しながら第一選択薬として使用し,第二選択薬としてα遮断薬あるいはβ遮断薬を用いる.
●血清クレアチニンが2.5mg/dlを超すような場合には,ACE阻害薬は腎機能を低下させることがあるため,他の薬剤のほうが安全であると思われる.Ca拮抗薬やα遮断薬は第一選択の薬剤と考えられる.

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