Japanese
English
今月の主題 糖尿病診療の実際
血糖コントロールのために
インスリン注射療法の指導
中山 秀隆
1
,
青木 伸
1
1北海道大学医学部・第2内科
pp.788-791
発行日 1991年5月10日
Published Date 1991/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402900860
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ポイント
1)IDDMの多くは強化インスリン療法の適応となる.いずれの強化インスリン療法を選択するかは患者の性格,理解度,対処能力なども十分配慮して決める必要がある.
2)強化インスリン療法施行者はSMBGの併用が必須であり,それにより予期し得ない高血糖や無自覚低血糖の発見に役立つ.
3)Somogyi効果ならびに暁現象はともに空腹時高血糖をきたすが,Somogyi効果を回避するにはインスリンの減量,暁現象を回避するには多くはインスリンの増量を要するので対応を誤らないように注意する.
4)NIDDMまたは耐糖能異常者でも妊娠した際や計画妊娠に際して早期にインスリン療法が必要になることが多い.
5)インスリン療法が長期に必要な患者には,その必要性を理解させ,患者教育を十分にしたうえで患者の能力を見極め,いずれのインスリン治療方式が真に適切かを決める必要がある.

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