Japanese
English
今月の主題 高血圧治療のポイント
将来の展望
高血圧治療におけるQuality of Lifeの重要性
鈴木 洋通
1
1慶応義塾大学医学部・内科
pp.1197-1199
発行日 1988年7月10日
Published Date 1988/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402221758
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
近年,降圧薬の開発が盛んに行われ,その降圧効果も十分な薬剤が多くなった.とくにいわゆる第1次選択薬である利尿薬,β遮断薬,アンジオテンシンI変換酵素阻害薬,カルシウム拮抗薬のいずれを軽・中等症の本態性高血圧患者が服用しても,ほぼ同等の効果のあることが認められている.したがって,今後の高血圧治療の目標は,降圧よりも,むしろより副作用の少ない,かつ服用していても,生活の質(Quality of Life)を損なわないことが重要となってきた.このQuality of Lifeの概念は図1のようにまとめることができる.すなわち仕事,家庭,社会での役割をとおして,ヒトの身体的,精神的,心理的状態が良好であるか否かを評価する.
本稿では,Quality of Liteに言及した従来のいくつかの成績を紹介し,ついで筆者らの若干の知見を記す.

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