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演習 —内科専門医による—実践診療EXERCISE
労作時呼吸困難/嘔吐,意識障害
土居 義典
1
,
米沢 嘉啓
1
1高知医科大学・老年病科・循環器科
pp.1959-1962
発行日 1986年11月10日
Published Date 1986/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402220619
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
60歳,女性.主婦.既往歴に特記すべきものはない.5年程前より労作時に息苦しさを自覚するようになり,近医の投薬にて改善していたが,重労働は不能であった.入院4週間前よりは安静時にも胸苦しさを感じるようになり,夜間起坐呼吸もみられたため近医に入院.ジギタリス剤,利尿剤の投与をうけ,安静時の症状は消失したが,労作時の息苦しさは続くため,当科に紹介入院となった.なお経過中,胸痛は認めていない.
入院時現症:身長154cm,体重44kg,血圧132/50mmHg,脈拍66/分,ときに不整,体温36.3℃.貧血・黄疸なく,頸静脈の軽度怒張を認める.聴診上,心尖部から胸骨左縁第4肋間にかけてIII音およびIII/IV度の全収縮期雑音を聴取する.肺野にラ音なく,肝脾腫,下腿浮腫を認めない,神経学的にも異常を認めない.

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