Japanese
English
今月の主題 筋疾患とその周辺
筋疾患各論
周期性四肢麻痺
古和 久幸
1
1北里大学医学部・内科
pp.248-250
発行日 1985年2月10日
Published Date 1985/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402219616
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- 1ページ目 Look Inside
周期性四肢麻痺(periodic paralysis;PP)は発作性,間歇性に骨格筋の脱力と弛緩性麻痺と主徴する症候群で,発作時にしばしば血清電解質とくにカリウム異常を伴うことより,電解質代謝異常との関連が注目されている.PPを遺伝性の立場からみると,家族性と散発性発生に分けることができる.後者にはしばしば甲状腺中毒症,原発性アルドステロン症などの合併がみられる.このように多彩な背景をもつPPがすべて一様な病態によって麻痺発作が惹起されているか否かは明らかでない.麻痺時の血清カリウムの動きをとってみても,血清カリウム値の低下しているもの,逆に上昇しているものがあり,ときには血清カリウムは正常範囲内にあって麻痺を呈している.
このように異なったタイプの周期性四肢麻痺(PP)において,臨床的には次の9項目が共通な徴候としてあげられている1).

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