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特集 これだけは知っておきたい診断のポイント
I.循環器系
2.血圧の異常
最小血圧の高いとき
戸嶋 裕徳
1
1久留米大木村内科
pp.860-862
発行日 1972年7月5日
Published Date 1972/7/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402204132
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- 1ページ目 Look Inside
最小血圧,つまり血圧測定中に聴こえる血管音が消失する第5音が,90mmHgをこえるとき最小血圧が高いと考える.ただし,第4音と第5音の差が10mmHgあるときには第4音(血管音が急に小さくなる点)をもって判断する.
同じく血圧が高いという表現がなされるにしても,最高血圧だけが高くて最小血圧が高くないもの(収縮期性高血圧),最高血圧はたとえ高くなくても最小血圧が高いもの(拡張期性高血圧)では,その意味することはまったく異なっている,前者は主として大きな動脈壁の弾性とか心拍出量に関係し,後者は細小動脈の末梢抵抗の増加による.

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