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特集 臨床医必携 単純X線写真の読み方・使い方
頭部・頭頸部
咽頭・喉頭―CT・MRIの時代での意義
中山 圭子
1
,
赤土 みゆき
2
,
井上 佑一
3
1大阪厚生年金病院放射線科
2大阪市立総合医療センター
3大阪市立大学放射線科
pp.42-48
発行日 2004年11月30日
Published Date 2004/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402101188
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
単純X線写真撮影の意義
咽頭・喉頭領域では現在CTやMRIが中心で,一般に単純X線写真の役割はきわめて少なくなっているのが現状である.しかしながら,迅速な撮影が要求される救急領域や小児では単純X線写真が行われることが多い.アデノイドのサイズの評価,異物,クループや急性喉頭蓋炎,気管切開後のカニューレの位置の確認で単純X線撮影が使用されている.また,頸椎や頭部,胸部の単純X線写真で偶然,咽頭・喉頭の病変が発見されることも少なくない.これらの点から,咽頭・喉頭の単純X線写真の知識を習得しておくことは重要である.
撮影のコツ
咽頭・喉頭領域は,内腔の空気と軟部組織のコントラストが明瞭になるように撮影または処理することが重要である.CRがなかった頃は低電圧で焦点を縮小させたり,前頸部にウェッジ用のフィルターをのせて軟部の厚さを均一にして撮影していた.頸椎の単純X線写真では通常,立位で撮影するが,咽頭・喉頭の単純X線写真では体動の影響を受けやすいので一般に臥位で撮影する.

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